LangBot には プラグイン、MCP、Skills、サンドボックス という 4 種類の拡張機構が併存しており、混同されやすい部分です。本ページではそれぞれの役割と使い分けを整理します。
一行で区別する
- サンドボックス: 実行環境。Agent がコマンド実行やファイル読み書きを行う場所
- Skills: オンデマンドで起動する指示パック。Agent に一時的に専門的なワークフローを追加する
- MCP サーバー: 外部のツールサービスに接続する
- プラグイン: 長期常駐する拡張プロセス。設定ページ、イベント監視、ナレッジベースを持てる
対応表
| 機能 | 提供元 | Agent への入り方 | いつ使うか |
|---|
| サンドボックス | Box Runtime | exec/read/write/edit/glob/grep の 6 点セットを直接付与 | Agent がコード実行やファイル読み書きを行うとき |
| Skills | Box Runtime skill store | Agent が activate を呼び出した後、指示が Tool Result として注入される | Agent にワークフロー/テンプレート/スクリプトを追加し、必要時にのみ発火させたいとき |
| MCP サーバー | LangBot MCP Loader(stdio モードは Box がホスト) | ツールが利用可能ツール一覧に直接入る | 既存の MCP サービスに接続したいとき |
| プラグイン | Plugin Runtime | プラグインシステムから能力が公開される | 長期的な機能、設定ページ/イベント監視/ナレッジコンポーネントが必要なとき |
パイプラインへのバインド
Skills、MCP サーバー、プラグインはすべて パイプライン拡張 に属します。WebUI でインストール/作成した後、パイプライン拡張設定で有効化範囲を決定する必要があります。
- すべての拡張を有効化する、または
- 指定した拡張のみをバインドする
Skills のバインドは Agent が どの Skill を見えるか を決定します(<available_skills> 一覧に影響)。具体的な Skill 内容は Agent が activate を呼び出した後にのみ注入されます。
トラブルシューティングの入口
| 症状 | まず確認すること |
|---|
Agent に exec/read/write ツールがない | box.enabled、バックエンドが利用可能か、パイプラインが組み込み Agent を使用しているか |
| Skill 一覧が空 | Box Runtime の状態、box.local.skills_root、パイプラインのバインド |
| stdio MCP の起動に失敗 | Box Runtime の状態、MCP コマンドと環境変数、起動タイムアウト |
| Docker デプロイでサンドボックスが起動しない | langbot_box が docker.sock をマウントしているか、Box ルートディレクトリのパスが一致しているか |
| ファイル読み書きに失敗 | box.local.host_root、box.local.allowed_mount_roots |
| バックエンド選択が効かない | BOX__BACKEND が langbot_box ではなく langbot サービスに設定されているか確認 |
サンドボックスの組み込みツールと Skills は、現在は組み込み Agent 向けです。外部 Runner(Dify、n8n、Langflow、Coze など)では、各プラットフォーム独自のツールと実行機構を使用してください。